ステートメント別にマクロの例を分けてみました。
今回は、For Each … Nextステートメントです。
For Each … Next ステートメントとは?
For Each … Next ステートメントを使うと、処理対象の個数を把握せずに、とにかく、同じ種類の処理対象すべてに対して処理を実行することができます。
処理対象といういうのは、たとえば、文書中の段落、コメント、単語、表などのことです。
これらは、文書によって個数が異なりますよね。
この処理対象のことをオブジェクトとよびます。
そして、このオブジェクトのうち、同じ種類の総体(全体)をコレクションとよびます。
For Each … Next ステートメントの例
For Each … Next ステートメントの意味がわかると、プログラムで使う場合を特定しやすくなるかもしれません。
以下のような例があります。
「段落番号」のある段落のアウトラインレベルを自動で設定するマクロ
「段落番号」のある段落のアウトラインレベルを自動で設定するマクロ(2)
ユーザー登録をしたキーボードのショートカットを書き出すマクロ
PowerPointのノートをまとめるマクロ(サイト紹介+改造)
For Each … Next ステートメントの使い方
例をみると気がつくかもしれませんが、For Each の次には、必ず何か変数が記載されていますよね。
ここには、「オブジェクト変数」というものを使います。
コレクションの1要素をオブジェクト変数で記しています。
今のところ説明は省略。
まずは、習うより、なれろという結論にしておきます!