【色deチェック】英文で文末のピリオドで整合ができないときの対処方法

Wordで動く翻訳チェックソフト「色deチェック」のユーザーの方からの連絡をいただきました。英文末尾のピリオドが認識されず、整合がうまくいかないとのことでした。

オプションの設定を変更すると直る可能性があります。

整合ができない例

以下のような状態を想定しています。

(整合前)

(整合後)

the media device 100 の直後のピリオドが区切りとして認識されておりません。

このように、半角数字の直後のピリオドが区切りとして認識されていない場合、整合のオプションの設定で直ります。

オプション設定方法

[アドイン]タブの[整合]ボタンをクリックすると、以下のダイアログボックスが表示されます。

上記の[オプション]ボタンをクリックすると以下のダイアログボックスが表示されます。

赤枠で囲んだ[半角数字の直後の半角ピリオドを文節の区切りから除外する]のチェックボックスがオンになっている可能性があります。これをオフにしてください。

オプション設定の役割

この項目は、もともと項目番号の直後のピリオドを文章の末尾から除外するために作りました。

たとえば、以下のような記述です。見出し「1.  Field of the Invention」にある1の直後のピリオドは、文末のピリオドではありません。

同じく、章番号の直後のピリオドなども文節の区切りではありません。

このような表記の場合、整合をすると以下のようになります。赤枠で示したとおり、見出しが2行になってしまいました。

このように数字の直後にあるピリオド(文末を意味しない可能性の高いピリオド)を文節の区切りから除外するために、上記のオプションを設けました。

特許の文書では、参照符号として数字が多用されます。参照符号で英文が終わる場合には、このオプションがオンになっていると今回の例のように文節が正しく区切られないことがあります。

このオプションのオン・オフは、対象となる文書の種類で選んでください。

オプション設定後の処理例

[半角数字の直後の半角ピリオドを文節の区切りから除外する]がオフの状態で整合を実行します。

(整合前)

(整合後)

文節の区切りの他の設定方法について

以下の記事の方法もお試しください。

【色deチェック】整合時の文節の区切り方を設定する方法

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