フォルダを開くマクロの活用方法

先日の勉強会 での会話で気づいたのですが、「【1行マクロ】ワードからエクスプローラを開く 」には、以下のような利用方法があります。

(1)複数のフォルダをワンクリック※で立ち上げる

(2)複数のウェブサイトをワンクリック※で立ち上げる

です。

※:マクロをボタンに登録しておけば、ワンクリックになるという意味です。

ボタンへの登録方法は、「Word 2007/2010でツールバーにボタンを追加できるの? 」をご覧ください。

キーボードへの登録方法は、水野麻子さんの「マクロにショートカットを割り当てる (Word) 」をご覧ください。

上記の「【1行マクロ】ワードからエクスプローラを開く 」にも書いてあるのですが、このマクロはエクスプローラでフォルダを開くのみならず、インターネットサイトも開くことができます。

以下のようにフォルダパスを入れるところに、ウェブアドレス(URL)を記入すればいいわけです。

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://www.google.co.jp “, vbNormalFocus

さて、ここからです。

複数のフォルダやサイトをワンクリックで開くようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

上記のコードを列挙するだけで実現できます。

プログラム(1)

たとえば、以下のように3行を一つのマクロにするとグーグル みんなのワードマクロパテントサロン の3つのサイトが別々のエクスプローラーで立ち上がります。

Sub Open_Exp()

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://www.google.co.jp “, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://ameblo.jp/gidgeerock”, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://www.patentsalon.com/”, vbNormalFocus

End Sub

プログラム(2)

さらに、ここに、特定のフォルダを追加してもいいかもしれないですね。

業務によっては、「特定のフォルダのファイルを別フォルダに移動(またはコピー)をする」ということがありえると思います。

そのようなときに、複数のフォルダをワンクリックで開くように設定しておくと、多少作業が楽になりますね。

Sub Open_Exp_2()

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://www.google.co.jp “, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://ameblo.jp/gidgeerock”, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “http://www.patentsalon.com/”, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “フォルダバス(コピー元)”, vbNormalFocus

Shell “C:\Windows\explorer.exe ” & “フォルダバス(コピー先)”, vbNormalFocus

End Sub

関連記事

【1行マクロ】ワードからエクスプローラを開く

Windows 7 のフォルダパスの確認方法

Word 2007/2010でツールバーにボタンを追加できるの?

トップへ戻る