先日の広島のワイルドカードセミナー の受講生からの質問です。お題をどうもありがとうございます。
日付の様々な書き方表記を統一する場合にワイルドカードが使えます。そのご紹介です。
なお、完璧なものではありませんので、使いながら修正してみてください。
修正例も紹介しました。
このワイルドカードでできること
以下のような記述があります。
4月の日付の例で紹介します。
(置換前)
(置換後)
ワイルドカード例
3種類の置換をすれば上記のように置換できます。
検索する文字列:([0-9]{1,2})-Apr-([0-9]{4}) 置換後の文字列:\2年4月\1日
検索する文字列:([0-9]{1,2}) April, ([0-9]{4}) 置換後の文字列:\2年4月\1日
検索する文字列:([0-9]{1,2})-APR-([0-9]{2}) 置換後の文字列:20\2年4月\1日
解説
一括置換をするのであれば、置換後の文字列の蛍光ペンをオンにしてください。
置換結果をみるとおかしなところがありますので、修正します。
例えば、4月02日は不自然ですので最終的には変更が必要です。
4月以外の月でも同じようにワイルドカードで置換をした後、最後に以下のような置換をしてもいいかもしれないですね。
検索する文字列:月0([0-9]{1})日 置換後の文字列:月\1日
また、3つ目の置換の場合、「20\2年4月\1日」となっているため、西暦2000年以降の日付を前提としています。2098年などおかしな置換結果になったら、検索する文字列を変えて工夫してみてください。