【書籍紹介】ビジネスメールの常識・非常識

この本、面白い!!!

ビジネスメールを切り口に、これだけエンターテイメント性が高くて学びの多い本を書けるなんてすばらしい!

本書では、ビジネスメールについての

(1)発信のマナー
(2)受信者に発信者の意図が伝わる書き方

などが紹介されています。

ちょっとした工夫で、あたなの印象が変わりますよ。

私は、さっそくいろいろと使わせていただいております。

ここが面白い!5点紹介します。

(1)項目ごとにタイトルが工夫されています。

添付ファイルに関するルールに関わるお話しは、

受け取る側は大迷惑!「大量添付女子」

みたいな、タイトルです。クスッと笑えます。

(2)具体的なビジネスマナーを学べます。

  • 添付ファイルの大きさってどの程度まで許されるの?
  • 宛名の書き方は?
  • 上司には、cc:で送るべきなのか?
  • どこまでカジュアルに(絵文字など)書いてもいいのだろうか?

こんな疑問にさくっと答えてくれます。

しかも、腑に落ちる説明なんですよ、これが。

(3)メール文の添削を楽しめます。

メールの悪い例とそれを添削したよい例が掲載されています。

そして、その理由も書かれています。

日々の仕事で役に立つヒントを楽しみながら学べます。

(4)会話文が楽しい!

楽しめる理由というのは、軽快な会話にあります。

著者の平野友朗さんと直井章子さんの会話で、メールの書き方が説明されています。

その会話が味があって面白いのです。

これは、読んでみてのお楽しみ。

(5)ビジネスメールの実態調査は統計データ付。説得力あります。

「メールの返信を1日以内に欲しいビジネスパーソンの比率は?」

答えはP.39をご覧ください。

ぞっとしました(汗)。

おまけ

この本は、日経BPのPC Onlineで連載されているコラム「美人研究員は見た!ビジネスメール事件簿 」を再編集されたものなのですが、このコラムが好きな方はぜひ本書を手に取ってみてください。

私も、実はこのコラムが好きで、かつて読んだ「ぼくらの“殿様”戦争」勃発中 は大変参考になりました。

会員登録(無料)で、全文読めますよ。

この記事は、本書にも載っています。

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