一括置換による翻訳(上書き翻訳)用に、いくつかのマクロをご紹介してまいりました。
を用いる場合を想定しています。
さて、訳文が完成したあと、隠し文字を削除して原文データにしたいですよね。
その方法をご紹介します。
1.「検索と置換」ダイアログボックス
置換のタブを表示して、検索する文字列のフォントの設定画面を開きます。
2.フォントの書式設定ダイアログボックス
隠し文字のチェックをオンにします。
3.一括置換
上記の設定により、検索する文字列の書式が「隠し文字」となっているはずです(下図参照)。
検索する文字列と置換後の文字列をともに空欄のまま「すべて置換」とします。
すると、文書の中の隠し文字がすべて削除されます。
コメント
TRADOS2017で「通常通り」英和翻訳をしてWord文書を出力したら、隠し文字だらけになって困っていました。お陰様で余分な文字列が削除されて本当に助かりました。時々寄らせていただきます。ありがとうございました。
Toshi.O さん、
こんにちは。お役に立てて何よりです。Tradosユーザーさんからの問い合わせで関連の記事もたまに書いていますので時々みてください。