【GreenT】アップデートのお知らせ(Ver. 1.8b)

翻訳者や専門家のためのニューラル機械翻訳の支援ツール「GreenT」をアップデートしました。

11月末のアップデートのマイナーチェンジです。DeepL翻訳を利用している方は、現行バージョンでは文字化けが発生する場合があるためアップデートをしてください。

こちらからダウンロードしてください。

GreenTのダウンロード

ご要望がございましたらぜひご連絡ください。

機能追加

GreenT:丸括弧重視の機能を常時オンにするオプション追加

前回のVer. 1.8のアップデートで追加した丸括弧重視の機能が思いのほか好評です。

デフォルトでは丸括弧重視の機能は補佐役

Ver. 1.8では、丸括弧重視のチェックをオンしても、一度翻訳をすると自動的にオフに戻る仕様にしてあります。

GreenTでは、通常通りに翻訳エンジンに出力をさせることを優先し、その出力が悪かった場合にのみ丸括弧重視の翻訳を出力をするという使い方を想定しています。

そのため、通常の翻訳手法を使うことをお勧めする意図で、丸括弧重視のチェックを自動でオフにしているのです。

丸括弧重視の機能をメインにする

ところが、一部のユーザーさんから丸括弧重視の翻訳を常時オンにしてほしいという要望をいただきました。分野によってはそのほうが都合がよいそうです。

これは意外でした。私の設計思想を説明して押し付けたくもなったのですが(笑)、ユーザーの方が使いやすいようにしたほうがよいと思い、今回の機能を追加しました。

以下のように[Setting]タブにオプションのチェックボックスを追加しました。丸括弧重視の機能の使い方を、みなさんの好みで決めてください。

改良

GreenT:DeepL翻訳のhtml用の特殊文字対応

前回アップデート時には、DeepL翻訳ではhtml用の特殊文字を正しく翻訳できない場合がありました。今回のアップデートで対処できるようになりました。

今回のアップデートに伴い、サーバー側の仕組みを変更しました。そのため、古いバージョンのGreenTでDeepL翻訳を使う場合に文字化けが発生する可能性があります

DeepL翻訳をよく利用している方は、今回のバージョンにアップデートをしてください。

GreenT:丸括弧の誤訳の可能性を予測し回避する機能を強化

丸括弧による誤訳が発生する可能性を予測し、できるだけ正確な構文解釈となるようにアルゴリズムを構築しました。違いをお試しください。

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