【ガジェット】キーボード遍歴

私たち翻訳者にとってキーボード選びは重要だと思います。

文字入力効率が変わるからです。文字入力効率が変わると言うことは翻訳量に直結しますし、それは収入に直結します。

また、使用するキーボードによって精神面や身体への負担も変わりますから重要なのです。

このようなことは翻訳者仲間でもよく話題になりますし、他の人がどのようなキーボードをどういう理由で使っているのかを聞くことはよくあります。

キーボードの利用歴

私は2005年にインハウス翻訳者になってから2015年の現在までに6回キーボードを購入しました。そのうち、職場と自宅とで同じものを2つ所有していた時期もあるので、5種類のキーボードを購入して試したことになります。

パソコン本体に付属するキーボードは含めません。マイキーボードを所有し始めてからは使ったことがないからです。また、ノートパソコンのキーボードも数に 含めていません。職場で提供されたキーボードも数に含めていません。あくまでも、自分で選んで購入したキーボードの数です。

キーボードを購入しない方は、パソコンの買い換えとともに付属のキーボードに乗り換えているのではないでしょうか。転職をすれば職場のキーボードも変わる かもしれませんし。そういう方はおそらくこの10年間で少なくとも2~4種類くらいのキーボードを試されていると思うので、5種類という数字自体はそれほ ど多いわけではないですね。

ただ、意図的に選んでお金を払って体験している5種類ですので、それなりに意味があると思います。

2006年~

私が初めて購入したキーボードです。

翻訳雑誌の記事で見て購入しました。

よい点

ハの字型にキーが配置されています。なので、キーボードに手を添えたときに肩と肘が楽な角度になります。

また、手前にアダプターを設置して、パームレストの高さを調整できます。私は高くして使っていました。

ウェブブラウザの進むと戻るの操作を親指でできるキーがついていたり、表示倍率を変更するズームスライダーがついていたり、アプリケーションやウェブページを開くためのボタンがついていたり、至れり尽くせりです。

非常に便利でした。

最初は職場だけで利用していましたが、その後、このキーボードでないと文字入力が難しくなってきて、自宅でも使うようになりました。

よくない点

2台を購入してわかったのですが、キーの重さに個体差があります。

具体的には、1台のキーボードでは、スペースバーを右の親指で押すと内部で引っかかってしまい、押し込むのに余計に力がいることがありました。

スペースバーが横に長いので、右隅を押すと左側端部を軸にして斜め方向に押し下げられてしまうのです。真下に沈むわけではないので、内部でどこかが接触してしまていると感じました。

キーの重さというよりも作りの不具合ですね。

この商品はロングセラーですね。まだ売られています。

現在は改善されているかもしれません。

また、キーボードが大きく、机の上を占領してしまうという欠点もありました。

2008年~

翻訳者仲間からの紹介で、このキーボードを使い始めました。

とにかく独特のキータッチで、打鍵感覚がすごく気持ちよくてとりこになりました。

キーの配置もオーソドックスで、当時使っていたThinkPadのX61とのキー配置が似ているのでその点でも扱いやすかったです。

小指で打つキーが非常に軽いため、使い始めた頃は知らないうちにaaaaaaaaaaaaaaaaaaと入力していることがよくありました。

よい点

文字入力が気持ちよいです。

悪い点

テンキーがついているので横幅が広い

2012年~

デザイナー事務所に間借りをして仕事をしていたころ、Macしか持ち込めない(!)とのことで、このアップル純正キーボードで仕事をしていました。仕事自体は、Mac mini のBoot campに入れたWindows 7で行っていました。

気分転換にいいかなと思い使うことにしました。またMac でのWordマクロも作ろうと思っていたころなのであえてチャレンジしました。いずれはMac Book Airで仕事をしたいとまで思っていました。(もともと学生時代はMacユーザーでした。Windows パソコンに切り替えた理由は、仕事で必要だから+Wordマクロを使いたいから、です)

キー間に隙間があるアイソレーションキーボードです。初めてこのタイプを使いました。

ストロークも浅くて、東プレのキーボードと全く違うのでその点も新鮮でした。

Ctrl キーがWindowsキーボードのCaps Lockの位置にあります。私はWindows のキーボードも配置を換えてCaps LockのキーをCtrlキーとして使っているので、この点は全く違和感がありませんでした。(関連記事:Windows 7で[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ替える (レジストリ変更) )

よい点

かっこいい。

悪い点

PrintScreenキーがないので、ブログ掲載用に画面をキャプチャするときにスクリーンキーボードソフトウェアキーボード )を表示してボタンを押していました。

打鍵したときのカチャカチャという音になじめませんでした。

結局なじめなくてギブアップ。パワポの編集などはできましたが、翻訳作業はできませんでした。

東プレのキーボードでの文字入力になじみすぎて、このキーボードを使うと効率が落ちてしまったのです。

2013年~

出張や打ち合わせが多くなり、ホテルや喫茶店で仕事をすることが増えました。

この機会にと思って、キャリーケースに収納可能な小型の東プレキーボード(テンキーなし)を購入しました。

このキーボードの打鍵感は、スコスコした乾いた感じですぐに好きになりました。

テンキー付きのキーボードはぬめっとした感じなのですが、こちらはもっとさらっとしています。

同じ仕様と思い購入しましたが、違うものだったみたいです。

出張用に購入したキーボードだったのですが、こちらを普段のメインキーボードとしても使うようになりました。

よい点

ストトークの軽さが心地いいです。

小ぶりなので机の上が広くなります。これは、今までのテンキー付きキーボードを使っているときには気づかなかったのですが、おいてみてびっくり。

マウスまでの距離が短くなるので、全体的に操作感が向上しました。

そして、テンキーはそれほど必要なかったときづきました。

悪い点

出張の時に必ず持って行ってました。重いです。

宿泊のない出張でも持ち運びました。カフェでノートパソコンを広げて、これをつないで仕事をしていました。

2014年~

手が痛くなってきてまたキーボードを変えました。

IJET-25という翻訳イベントの運営のお手伝いをしていたときに、メールの発信・返信や掲示板への書き込みにより、キーボードで文字を書く量が普段よりも格段に増えました。

その結果だと思うのですが、手が痛くなってきてキーボードを触りたくないというくらいになりました。

それまでは、翻訳者なのにほとんどキーをたたいていなかったんですよね(笑)。上書き翻訳をしているので、キー操作は主にカーソルの移動が多かったのです。

で、なんとかしようと思い、新しいキーボードを購入しました。気分転換の意味もありました。

以前に家電量販店でこのキーボードを触ったことがありました。あんまりいい感じだったので気になっていたので、迷わずにこのキーボードにしました。

使い始めたら予想以上に心地がいいキーボードだったので、このシリーズに対応したワイヤレスマウスまで購入してしまいました。

よい点

ハの字型の配置が好きです。

キーの押し込みがスムーズです。

ワイヤレスなので、膝の上に置いてキー入力できます。

アダプターを使って、パームレストの高さを調整できます。最初は高くして使っていましたが、今はアダプターを外して低くして使っています。

テンキーが分離しています。机を広く使えます。

テンキーがあるとやっぱり便利ですね。なくてもいいと思っていたのですが、あればやっぱり便利です。

悪い点

ファンクションキーの押し込みがなんかふにゃっとしていて好きではありません。

マクロを作成していると、F1, F2, F4, F5, F7, F8, F9, F11をけっこうな頻度で押すことになります。ファンクションキーは大切です。

PgUpとPgDnキーが縦に配置されています。ちょっと使いにくいですね。ただ、ノートパソコンのLenovo Yogaと同じなのでなれました。

電池の持ちが悪いです。電池がなくなると誤入力や[Tab]キーの反応が悪くなるので、こまめに電池交換が必要です。

まとめ

キーボードって出会いですね。アイソレーションタイプのキーボードは自分には向かないと思っていましたが、今はメインで使っています。

私はまだ試したことがないキーボードがたくさんあります。

他にもいいキーボードってあるんでしょうね。

何かのきっかけでまた別のキーボードにするかもしれませんが。

最近、こんなものも発見してしまいました。

私はEnter や Backspaceキーを親指で押せるように無変換や変換キーに割り当てているし、エルゴノミクスの角度が好きだし、東プレのキーも好きだし。

ただキーの配置が独特ですね。試してみたいけど値段もお高い。

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