【Word VBA】テキスト貼り付けをするWordマクロ

メニューにある、 編集>形式を選択して貼り付け>テキスト を選択した場合の処理を自動化します。

用途

ウェブページの文字をコピーしてワードにはりつけると、タブ位置や行間などの段落設定や
フォントサイズやボールドなどの文字書式などがワード文書に反映されてしまいますね。

上図では、ニュース記事をウェブから貼付けました。

画面左上に、タブ位置が設定されています。また、文字の大きさも色も様々。

画像も入っていますね。

それを避けるために、テキスト情報として貼付けるマクロです。

このようにすると、書式情報(文字の色、フォント、下線、ボールド、上付き・下付きなど)が

すべて消えますので、使うときにはご注意を。

こんな感じで、カーソルが置かれているところの書式にあわせて

文字が挿入されます。

ちなみに、上記では、標準で設定されている文字で入力されました。

画像もなくなります。

上図では、MS明朝 10.5ポイントになりました。

今日の1行マクロ

(書き方1)


Sub テキスト形式で貼り付け1()
 Selection.PasteAndFormat (wdFormatPlainText)
End Sub

(書き方2)


Sub テキスト形式で貼り付け2()
 Selection.PasteAndFormat Type:=wdFormatPlainText
End Sub

両方とも同じ意味です。

書き方1では、丸括弧の中に Typeの定数を入れているんですね。

同じ事を書き方2では、イコールでつないでいます。

使い方

これを右クリックやツールバーのボタンに登録すると便利です。

右クリックやツールバーへの登録方法や、マクロとしての登録方法は以下の「お勧めの動画」をご覧ください。

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