【書籍紹介】Word 2000 Developer’s Handbook

最近使っているワードマクロの辞書です。

1271ページで厚さが7.5センチほどある本なのです。
まさしく辞書です。

2010年5月17日現在、日本のアマゾンで2216円で中古で売られていますが、私がアメリカのアマゾンから購入したときは、1ドルを切っていました。(93セントだったような気がします。)
送料が12ドルだったので、13ドルくらいで購入。

値段のお得度合いも大切ですが、内容の充実度合いも大切ですね。

40ページ以上が索引ページにさかれていて、それだけでも手元に置いておく価値があります。

なんといっても辞書ですから、索引の項目数は大切です。

わからない表現があるときには、まず、この辞書で引く、みたいな使い方です。

私がこれを購入したのは2009年6月ごろだったと思うのでかれこれ1年くらい使っています。

正直、例文はあまり載っていないのですが、細かな項目の説明文が非常に充実しています。

たとえば、オートコレクトや定型句の考え方など、説明が細かく書かれているので、ワードというソフト全体の思想みたいなものが少し理解できる気がします。

興味がない方には、あんまり必要ないかもしれませんが、何かしらソフトウェアを作っている方々には、役に立つ情報かも。

あとは、ファイルやフォルダ自体が存在するのかどうかを確認する慣用句があるのですが、それを知ったのはこの本です。

Len(Dir(ファイルパス) = 0 の場合には、そのファイルは存在しないんですね。(P.676-677参照)

クイズみたいですが、こういうプログラムの考え方すごく好きです。

今までは、エラーメッセージで回避していたのですが(存在しないファイルを開いたり削除しようとするとエラーが表示されるから)、今は、エラーを表示させるのではなく、積極的にファイルが存在するかどうかをチェックするようになりました。

なぜ、「Word2000」なのか?なんですが、「Word2003」以降は、このシリーズは販売されていないみたい。

Word2003以降のバージョンで開発をしていますが、Word2000の解説で私には十分な情報です。

未だ、一部しか読んだことありません。

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